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第3回伊那谷FM放送番組審議会議事録

2025年02月05日 カテゴリー:伊那谷FM放送番組審議会

第3回伊那谷FM放送番組審議委員会

【日時】令和7年1月22日(水)11時~12時
【場所】伊那市 伊那ケーブルテレビジョン株式会社 会議室 
【出席者】委員総数 5名
     出席委員数 5名
     出席委員の氏名 池田 輝夫 委員長
             池田 友美 委員
             小池 喜志子 委員
             酒井 高太郎 委員
             鈴木 清次 委員

【放送事業者側出席者名】 伊那ケーブルテレビジョン 向山 賢悟 代表取締役
                          平山 直子 放送部長
                          稲田 久人 放送課長

【審議会次第】

・ 開会
・ 社長挨拶
・ 池田委員長挨拶
・ 協議事項
(1) 自主制作番組「いなテレ12ニュース」について
実際に放送したものを聴いていただいてから審議していただく
(2) 伊那谷FM全般について質問、要望など
(3) その他


向山社長挨拶
本日は、当社の伊那ケーブルテレビが運営するコミュニティFM「伊那谷FM」の番組審議委員会にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
お忙しい中ご出席いただきましたことに、心より感謝申し上げます。
開局から約半年が経過し、新しい年を迎えたこのタイミングで改めてコミュニティFMの役割について考えてみました。
地域情報の発信や災害時の情報提供といった基本的な役割はもちろんのこと、地元企業の
広告宣伝や地元商品のPRを通じた地域経済の活性化、リスナーの意見やリクエストを反映することで地域住民の声を届ける場としての役割、さらに地域の伝統文化や歴史、健康、環境など多岐にわたるテーマを通じて教育や啓発に寄与する可能性があると感じています。
コミュニティFMの持つ可能性は無限大である一方で、限られたリソースの中で一歩一歩地道に取り組んでいる現状もございます。
本日は皆さまの視点から多くのご意見をいただき、今後のさらなる発展に繋げていきたいと考えております。
限られた時間ではありますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

池田委員長挨拶
先ほど社長がおっしゃったようにFM放送は様々な可能性を秘めていると思います。
災害はあっては困るわけでございますが、災害のときにどのくらい威力があるのか気になるところであります。
いろいろな面で皆様の意見を聞きながら、地域のFMとして育っていければと感じています。

【協議事項】
~実際に放送した、いなテレ12ニュースを聴いていただいた~
内容:「上戸の大文字下ろし」「豊作を祈る山の神講」
「天気予報」「お悔み」「暮らしのガイド」

池田委員長
テレビでも見ましたが、FMでも違和感がなく感じました。
私も大昔ですが、地元新聞社の記者をしていたものですから、大文字は何度か取材に行ってますので、懐かしいなと個人的には思いました。
各委員さんはテレビのニュースをそのままラジオで聞いてどんな感じを受けましたか。

酒井委員
私もこのニュースはテレビでも拝見させていただきました。大文字を下ろすシーンや貴船神社の弓矢を放つ様子は、テレビの映像だからこそ伝わることもあると思ったが、FMで聞いてみると、大文字の太鼓の音や、地域の皆さんが集まってわいわいしている様子、貴船神社の「あたーりー」という声が印象的に聞こえて、良いと感じました。
市としても、地域文化は重要だと思っていますが、市報などで毎年は取り上げられないこともあります。取材されることで、「この季節が来た」とラジオでも伝わるのでいいニュースだと思いました。

鈴木委員
全体的にはテレビもラジオも変わらないと思いました。ニュースとニュースの間の音のない部分が気になりました。編集のときに工夫できるようであれば、よりスムーズに聞けると思いました。

小池委員
私もテレビでニュースを見てますので、目をつむって聞いていてもその時の情景が浮かんできますので、ラジオだけ聞いているとどうなのかは実感として分かりません。
季節の行事のニュースは、内容として非常にいいと思いました。
鈴木委員がおっしゃってたように、間が空くところで、例えば「住民の声です」といった紹介が入るとよいと思いました。

池田(友)委員
私もニュースは毎日見ています。
テレビのニュースをそのままラジオで流しているということですが、耳だけで聞いていても聞きやすいと思いました。無音になる部分について、もう少し何か工夫があれば、聞きやすいと感じました。

池田委員長
ケーブルニュースは毎日やっているのですか。
平山部長
月曜から日曜までFMでも毎日ニュースを流しています。
池田委員長
いろいろな意見がありましたが、確かにテレビは映像を見ておりますから音がしなくてもカバーできますが、無音になると違和感があると思いますので検討していただきたいと思います。
それでは伊那谷FM全般についての意見とか要望はありますか。

鈴木委員
さきほど向山社長のあいさつにもあったように地域経済の活性化や、地域の魅力発信にラジオが使えるのではないかというなかで、箕輪町の方で伊那ケーブルにご協力いただいて、県外の自治体・県外のケーブルテレビと映像の協力について協定を結ぶ予定です。できれば伊那谷FMでやっている番組を他局で放送したり、逆に他局のものを伊那谷FMさんで放送することもよいのではないでしょうか。
上伊那の伊那市、箕輪町、南箕輪村のいいものを地域外にPRする方向を検討できないか。相互にラジオの番組を交換することで交流が広がるのではないかと思います。現在も取り組まれていることもあるかと思うんですけれども、そういう取り組みを拡大していただければ、これからの観光シーズンや、この地域の製品というものを発信するということができるのではないかと思い提案をさせていただきます。

平山部長
ミュージックバードさんというFM配信会社に、伊那谷FMで制作した番組を配信するようなシステムがございますので、それにあうような番組が制作できた際にはこちらから提案をしていきたいと思っております。
また友好都市提携をしているような地域のFM局さんと連携をとれるのかどうかというような方向は探していきたいと思っております。
箕輪町さんからご提案をいただいて協定締結となります幸田町ですけれども、そちらにもFM局があるのかどうかも調査して、向こうの番組をこちらでも、こちらの番組をあちらでもというような連携ができるかどうか検討してまいりたいと思います。

小池委員
ニュースのなかで天気予報が入りますが、伊那地域の天気予報となっています。警報・注意報が出ているときは箕輪町、南箕輪村もありますが、基本的に天気予報はどこを指しているのでしょうか。

平山部長
気象庁の観測地点があるのが伊那地域ということで伊那になるのでそこのデータを基にしています。
今ウェザーニューズと提携しており、箕輪町、南箕輪村という細分化された情報も取得することができますので、ご希望ということであれば検討をしていきたいと考えます。

小池委員
そういったことができるのでしょうか。可能なのでしょうか。

平山部長
ウェザーニューズは気象庁よりも小さなメッシュで情報を出していると思いますので可能であると考えます。

小池委員
最近、伊那市と箕輪町では随分天気が違います。特に夏場なんかはそういうことがよくあります。
NHKを見ていると伊那市と箕輪町で随分違うこともあります。
警報が出ているときは箕輪町の情報も言っていただいているのでいいと思いますが、降水確率などは、随分違う時があると感じていましたのでお尋ねしました。

平山部長
参考になる意見です。前向きに検討してまいりたいと思います。

池田委員長
私もよく感じていますが、全国ニュースでも長野、松本、飯田、上田、軽井沢しか情報がなく、ケーブルテレビは伊那が中心ですが、パソコンで見ると市町村ごとに出てくる。
確かに天気予報を知りたい人は詳しく知りたいと思うので、細やかな情報を住民は求めていると思う。伊那市で雨が降っていても箕輪町で晴れているということはありますし、平地では雪は降っていなくても、上から来る車が真っ白になっていたり市町村の中でも違うものですから、難しいだろうとは思います。

平山部長
テレビの天気予報は時間的な尺を決めてやっているので情報を充実させて放送するのは尺的に難しいところはありますが、FMは今すぐにでも市町村というのは対応できるのではないかと思います。今後可能なところからやっていければと考えております。

池田(友)委員
ニュースの収録はどの時間のタイミングで収録されているのでしょうか。
南箕輪村はVC長野トライデンツのスポンサーをしておりまして、村民の方から、試合の結果をすぐに知りたいんだけれどケーブルテレビは、結果の情報が翌日になっていることが多く遅いとの声がありました。テロップでもよいので当日に結果が分かるようにしてもらえないかという意見をいただきましたのでお伝えします。

平山部長
ニュースの編集につきましては午後5時15分初回放送ということで午後4時前から編集を始めます。VC長野の結果は、午後5時15分の段階で試合中の場合もありまして、初回放送に間に合う場合は入れますが、ニュースを間に合わせるというタイミングで難しいこともあります。対象の方はテレビを楽しみに結果を待ってくださっているということですので何かしらの方法を検討させていただきたいと思います。

池田委員長
ニュースの場合は、テロップで結果を伝えるというのは可能なのでしょうか。

平山部長
方法について検討させていただきたいと思います。

酒井委員
先ほど向山社長から地域経済活性化の話がありました。伊那谷昼ワイドを聞くなかで、毎回いろんなゲストさんの話を聞いています。地元の企業や飲食店などについて、行政として個別で取り上げるというのが難しいなかで、そういった方をゲストに呼んでいただけるとうれしく思います。先日も伊那スキーリゾートでスキーの講師をされている方や、伊那バスの事業者さんも出られていて、その方と面識はあるんですけども、「こういう人だったんだ」「今、こんな考えで企業を経営されているんだ」という発見があり良いと思いました。

平山部長
今後も、地元企業や、個人商店のPRの場としても広げていきたいというふうに考えております。

向山社長
いなテレ12ニュースの場合、私も実際にニュースを見ているので目を閉じてラジオを聞こうとしても映像が頭の中に浮かんでしまうので、今度はテレビを見ないでラジオだけ聞いてみたいと思います。
皆さんから貴重なご意見をいただきました。地元の情報を他のエリアにも流すと地域の魅力発信になります。ニュースでVC長野の結果を流せていないのはこちらの都合ですので、そういったご意見にお応えできるよう前向きに検討したいと思います。
また、伊那谷昼ワイドでは、地元の皆さんに出ていただきその人となりをお伝えしていくことで、その方が勤めている会社や、取り組んでいる活動が広がることになるとよいと思います。そのあたりもしっかり進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

【前回委員会で出た質問の回答】
平山部長
前回の委員会で、伊那谷昼ワイドのゲストの方の、市町村のバランスを考えてほしいというご意見をいただきましたので調べてみました。
これまで出演いただいた111組中、伊那市が82組、箕輪町が18組、南箕輪村が11組という結果でございました。そのほかの市町村のゲストもいらっしゃいました。そのような割合になっていますので、箕輪町、南箕輪村のゲストの割合をもう少し増やせるように努力していきたいと思っております。
また、池田委員長から伊那谷FMのPRをもっとするために新聞社にFMの番組欄を設けるようにというご指摘をいただきました件については、現在、投げかけをさせていただいております。 

次回3月はテレビの番組審議委員会と同時開催とさせていただけたらと思っております。
来年度もお願いをしていく委員さんもいらっしゃると思いますが、FM番組審議委員会は
2か月に1回と頻度も高いですので定例化させていただいて日程を事前に押さえていただくような開催にしていきたいと思っております。
3月、5月、7月、9月、11月、1月となると思いますけれども第三水曜日ということで日程を設けさせていただければと思いますが委員の皆さんいかがでしょうか?
次回は3月19日水曜日の午前11時からの予定とさせていただければありがたいです。

向山社長
今後は、午前11時30分からでいいのでは。

平山部長
次回はテレビの番組審議委員会も同時開催させていただきたいので、午前11時からお願いします。
こちらで調整させていただいのちにご連絡差し上げたいと思います。

池田委員長
次回は3月19日で、今後は、奇数月の第三水曜日の午前11時30分から開催ということでご了承ください。
                                      以上

【審議機関の答申又は意見の概要の公表】
公表の方法
・事務所への備置き
・自社ホームページhttps://www.inacatv.co.jp/への掲載

公表内容
・上記議事録内容
公表年月日
・2025年2月5日

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