第2回伊那谷FM放送番組審議委員会
【日時】令和6年12月20日(金)11時~12時
【場所】伊那市 伊那ケーブルテレビジョン株式会社 会議室
【出席者】委員総数 5名
出席委員数 5名
出席委員の氏名 池田 輝夫 委員長
池田 友美 委員
小池 喜志子 委員
酒井 高太郎 委員
鈴木 清次 委員
【放送事業者側出席者名】 伊那ケーブルテレビジョン 向山 賢悟 代表取締役
伊藤 秀男 常務取締役
平山 直子 放送部長
稲田 久人 放送課長
【審議会次第】
・FMスタジオ見学
・開会
・社長挨拶
・池田委員長あいさつ
・伊那谷FMの概要について説明
・協議事項
(1) 自主制作番組「伊那谷昼ワイド867」について
実際に放送したものを聴いていただいてから審議していただく
(2) 前回の要望への回答
(3) 伊那谷FM全般について質問、要望など
(4) その他
向山社長挨拶
本日は年の瀬の忙しい中、伊那谷FM番組審議委員会にご出席いただき、誠にありがとうございます。伊那谷FMは本年8月1日に開局し、約4か月半が経過しました。現在、主力番組であるお昼の2時間生放送番組「伊那谷昼ワイド867」を中心に地域密着型の情報発信に取り組んでおり、まだ不慣れな部分はありますが、一歩ずつ前進していると感じております。FM局の設立に向けた準備は約3年前から進めてきましたが、さらにその前段階では会社の仲間内で構想を語り合い、「地域メディアとしての使命を果たすため、いつかFM局を立ち上げたい」という夢が原点でした。このたびその思いを実現できたのは、40年以上にわたりケーブルテレビ事業を支えてくださった地域の皆さまのおかげであり、深く感謝申し上げます。ケーブルテレビの有線・光ケーブルによる情報発信に加え、無線でのFMラジオを通じて地域外や未加入者への情報提供が可能となり、特に緊急時の災害情報発信など、より一層の使命感を持って取り組んでまいります。委員の皆さまには引き続き貴重なご意見やご指導を賜りますようお願い申し上げます。
池田委員長挨拶
今回FMでの放送が始まり、災害時に頼りになると期待しています。
せっかくできたFMですので、皆様に親しまれるようになることを願っています。
委員の皆さんにも、視聴者の代表として話をお聞かせいただきながらFM放送が育っていけばという思いをもっています。
委員挨拶
池田(友)委員
FMに関しましてはどのくらいの視聴者がいらっしゃるのかというところをお聞かせいただきたいと思います。
小池委員
若い人たちは主にFMを聞いているのではないかなと思います。私は、車に乗る時にAMラジオを聞いていますが、車の点検に出すとFMで戻ってくるので、そういったことからも、若い方はFMに馴染みがあるのかなと思っています。自分なりに理解をしていきたいと考えています。
酒井委員
今年4月から秘書広報課に異動になりましたが、その当初からコミュニティFMを楽しみにしていました。8月の開局以来、機会があれば聞かせていただいています。通勤のときに車内で聞いています。
伊那谷昼ワイドもケーブルテレビの方で録画をしておいて見させていただいています。色々な情報があっておもしろいと感じています。
鈴木委員
ケーブルテレビには、制作でご協力いただいている広報番組などがありますが、今回コミュニティFMというツールがひとつ増えたので、情報発信で活用させていただきたいと思っております。
日常の行政情報の放送だけでなく緊急情報につきましても意見交換できればと思っております。
【前回委員会で出た質問の回答】
池田委員長
信濃毎日新聞、長野日報などにFM紹介欄にも掲載してもらって多くの人に知ってもらうことが必要だと思う。
平山部長
新聞社の方に投げかけをしてみます。
池田委員長
今のCM体制で経営的にはどうなのでしょうか。
伊藤常務
FMの収入面についてはなかなか厳しいところでありますけれども、まず市町村様には
ご理解をいただきまして予算措置をいただいております。この場をお借りして御礼申し上げます。
またコマーシャルにつきましてはニシザワ様とサンスイ生花店様よりコーナーについて
ご支援をいただいております。
現在おためし期間ということで非常に格安にご提供をいただいております。
またコミュニティFMの団体JCBA信越地区を通して中部電力パワーグリッド様からのCMを受託して放送しましたが、まだまだ十分といえるものではありませんので、これからも営業面でも営業部門と連携して獲得をがんばっていきたいと考えています。
また現在聞こえづらい場所もあり改修工事を計画しています。今後、改善される見込みでありますので、その機を待って団体や個人商店にも積極的に営業をかけていきたいというふうに考えております。
小池委員
まだ始まったばかりで大変なことだと思いますが、今後多くの番組を聞くことができれば嬉しいです。
平山部長
現在は、正直に申し上げて毎日の生放送で手いっぱいのところがあるのですがパーソナリティ希望の方で伊那谷FMで話をしてみたいというお声をいただいておりますので、そういった方々にご出演をいただきながら、今後充実を図っていきたいというふうに考えております。
酒井委員
サイマルラジオによる配信や生番組のケーブルテレビでの同時放送により伊那市内の難聴地域への対応もされていますがFM放送でも受信できるようアンテナなどの設置をお願いします。
伊藤常務
現在高遠エリアと長谷エリアにつきましては電波調査などを進めておりまして、それを踏まえての設計などに入っているという段階です。
総務省の認可を得ながらということになります。申請と同時に伊那市様と協議を進めさせていただきたいと考えています。もう少しお時間をいただけたらと思います。
電波で100%エリアをカバーするというのは難しい部分がありますので、アプリやケーブルテレビを利用しての視聴ができることも周知しながら整備を進め、改善を図りたいと考えています。
鈴木委員
災害時の活用のため訓練をしていただけるとよいと思います。
聞いている人数などが把握できるようにお願いしたい。
平山部長
10月17日に南箕輪村中込地区の防災訓練に伊那谷FMも参加しました。
AIアナウンサーで、危険箇所、避難箇所の案内を行いまして、地区の皆さんがラジオを聞きながら活用しながら避難行動をされたと聞いております。今後も地域の皆さんに活用いただけるよう、ご提案をいただけたらありがたいと考えております。
【協議事項】
伊那谷昼ワイド867視聴
平日正午から午後2時まで、自主制作による生放送。
毎回ゲストを招き、活動などについて行政情報や気象、交通情報などを交えながら
話を聞く2時間番組。
15分に編集してご視聴いただく。
池田委員長
先ほど質問で答えていただきましたけれども、根本は経営だと思います。やはり経営基盤、収入を安定させる努力が今後必要かと思っておりますのでよろしくお願いしたいと思います。
委員の皆さまから意見はありますか。
小池委員
この番組は、テレビで何回か見ました。先ほどスタジオを見せていただいたり、原稿を見せていただいて、放送するのにどれだけの準備が必要なのかというのは改めて大変なことだと分かりました。無理のないように地道にやっていただきたいと思います。
酒井委員
緊急時についてですが、車でたまたま聞いているときに「伊那市でクマが出ました」という情報が流れていました。市民の皆さんにはメールなどで出していますが、なかなか運転中にはメールは見れませんので、FM放送は有効だと感じました。緊急時の放送がどういうときに、どういうものを流しているか教えていただければありがたいです。
平山部長
緊急時につきましては命にかかわる情報という基準で、地震速報に関することと気象庁の避難に必要なものにかかわること、警報が出たようなとき、それとクマの出没など、市町村のL字放送が出るレベルのものは緊急割り込みで放送するということで行っております。
鈴木委員
伊那谷昼ワイド867について、平日2時間の生放送は社員の負担が大きいと思うが、ぜひ続けていただけたらと思います。
ラジオだったら協力したい、CMを流したいという企業もあると思うので、自主財源の確保ということで積極的にやっていただければと思います。
市町村から予算を出しているものですから、ラジオをどれだけの人が聞いているか把握をお願いしたい。
ラジオは、緊急情報、災害時に非常に有効だと思いますので町の防災訓練でラジオも活用して実施できればと思いますのでご協力をお願いします。
平山部長
CMについては努力を重ねてまいりたいと思っております。
ラジオの視聴率はとることが難しいですが、ラジオアプリ「レディモ」ではアクセス数をとることができます。
ダウンロード数が11月末時点で1,912件、10月末時点が1,691件でした。開局時に多数ダウンロードされたのち、毎月200件程度ダウンロードされているというような状況になっております。
レディモのアクセス数のカウントになりますが開局がボーナス月ということで、おそらくラジオに興味、関心のある皆さんから多数のアクセスをいただきました。
8月は、10,000件のアクセスがありましたが、11月は下がりまして6,000件程度のアクセスということになっております。
ただ、カーラジオ等での視聴をカウントすることができませんので実際の数の把握は難しいです。
また周波数の86.7MHzはカーラジオなどで自動的に調整されて出てくるものではありません。こちらは車の開発にもかかわるところで、JCBAの連盟などではカーラジオにコミュニティFMも自動的に出してもらえないかという動きもあるようですのでそちらにも期待したいと考えております。
アプリからのアクセス数は、伊那谷昼ワイド12時台からアクセスが伸びているという傾向がみられます。そういった意味でも番組を選んでリスナーの方がアクセスしているということが読み取れます。自主放送、地域密着の番組に力を入れていきたいと考えています。
池田(友)委員
市町村で助成金を出している関係で視聴されていることが重要です。
12月25日に村の方がゲストとして出演しますが、ゲストの基準はどうなっているのでしょうか。3市町村のどんなことを発信していただけるのでしょうか。
行政からゲスト出演者を紹介するにはどのような形でお願いしていくのがよいでしょうか。新しいお店や活躍する人の情報は、どこの市町村もあるかと思います。テレビだけでなくラジオのほうでも、取り上げていただき、その方たちを応援できるようにしたいと思っておりますが、どのようにお考えでしょうか。
平山部長
視聴率については努力を続けていくしかないのでがんばっていきたいと思っております。
招くゲストの基準があるのかという件ですが、目標としているところは住民の皆様全てに出ていただくということです。
テレビは肩書のある方にご出演していただくことが多いですけれども、お隣の誰かが出演しているそんな身近なラジオにしていきたいと考えております。
今、スタッフがそれそれ出演者にお声がけしていますが、出演者のお友達紹介という形でネットワークも広がって、これまでテレビではお行き会いできなかった皆様に出演していただく機会になっております。
行政から活躍する人の情報提供をいただけましたら非常にありがたいです。新しいお店についても情報提供いただければ幸いです。
池田(友)委員
できれば3市町村かたよらずにバランスよく入れていただくとありがたいと思います。
ゲストは自薦他薦、良いのですね。
池田委員長
どんどん推薦してください。
伊藤常務
ご出演いただくのに、こちらから費用を頂戴していません。
出演者の情報をぜひお寄せいただきたいというのと、市町村バランスはテレビの方でも意識をして気を付けていますので、よりいっそう気を付けて取り組んでまいりたいと感じました。
池田委員長
やはりこのFMが定着することが願いでありますので皆さんのご協力をお願いしたいと思います。
今日はありがとうございました。
平山部長
次回は来年1月22日午前11時に開催させていただきます。
ありがとうございました。
以上
【審議機関の答申又は意見の概要の公表】
公表の方法
・事務所への備置き
・自社ホームページhttps://www.inacatv.co.jp/への掲載
公表内容
・上記議事録内容
公表年月日
・2024年12月27日
第2回伊那谷FM番組審議会議事録
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