番組審議委員会

令和4年度番組審議会

出席者

審議委員
  • 池田 輝夫   委員長   元南箕輪村議会議長
  • 池上 政史   委員    伊那市広報広聴係係長
  • 唐澤 敬子   委員    山寺区公民館長
  • 小池 喜志子  委員    元長野県交通安全協会女性部長
  • 髙木 謙治   委員    南箕輪村秘書広報係長
  • 中山 昭    委員    伊那市区長会長
  • 西村 博美   委員    箕輪町みのわの魅力発信室広報担当
伊那ケーブルテレビジョン
  • 向山 賢悟   社長
  • 伊藤 秀男   常務
  • 稲田 久人   放送課長
  • 平山 直子   放送課長
向山賢悟 社長 挨拶

 日頃より自主制作番組に対し貴重なアドバイスをいただき心から感謝しております。
近年はコロナ禍で、DVDをお送りして書面開催とした年もありました。今年は開催することができ、こうしてみなさんと番組について、意見交換、ディスカッションができることを楽しみにしています。
 放送部は新たなメンバーも加わり、新アナウンサーも活躍しています。
世代交代も大切で、新しい人たちの活躍を期待しています。
本年度は箕輪町の養蚕農家70代のご夫婦に焦点をあてた番組が地方の時代映像祭で選奨を受賞しました。全国的にも伊那ケーブルテレビを発信できたと思っています。地域密着を掲げて番組制作をしています。忌憚のないご意見を頂戴したいと思います。

自己紹介・ケーブルテレビ全般について 抜粋

池田委員長:ケーブルテレビはスタッフも充実し番組内容も充実している。近年は、行政とタイアップした取り組みも進み、さらに身近な存在になっている。皆さんのご意見を番組に反映していただき、より身近なケーブルテレビになれば。
若者のテレビ離れが進んでいることを感じる。そういった対策も必要になってくると思う。

小池委員:伊那交通安全協会女性部で企画したCMを伊那ケーブルで制作していただき、20数年続いてきた。県・全国で評価された。大変長い間お世話になりありがとうございました。

中山委員:ケーブルテレビには大変お世話になってきた。伊那青年会議所の頃は伊那小5年川組が天竜川でいかだ遊びの取り組みを行ったが、当時、ケーブルテレビのスタッフに収録してもらって皆さんにDVDをお配りいただいた。伊那まつりでも、ケーブルにはお世話になった。荒井区の取り組みでは、内の萱のそば祭りやしめ縄づくりなどお世話になっている。最近では、NHKのニュースを見た後、ケーブルのニュースを見るのが日課になっています。

協議事項

(1) 自主放送の年間計画の説明
池田委員長:FMを始める予定なのか?

事務局・常務 伊藤:現在、総務省信越通信局、伊那市などへ相談をしながら準備をすすめています。

(2) 地方の時代映像祭 入賞作品
受賞作品「けーぶるにっぽん 彩JAPAN 蚕が紡ぐ純白」
視聴後の感想

池田委員長:懐かしい映像だった。最近、養蚕も桑畑もみかけない。テレビで取り上げてもらって懐かしく思う。ケーブルテレビで取り上げるのは素晴らしいことだ。今後とも取り上げてもらいたい。

唐澤委員:素晴らしい番組だった。伝統を映像に残すことは大切なことだ。生産される様子がコンパクトにまとまっていた。大槻さんの姿が自然で、伊那谷の雰囲気が感じられた。
小池委員:子どものころ、近所のお年寄りが自分で糸紬をしている姿が珍しくて見ていた。大槻さん夫妻はよく知っている。感動した。

中山委員:子どものころは桑畑があった。蚕が桑を食べる音は聞いたことがある。懐かしい光景だ。

池上委員:ドキュメンタリーで映像記録を残すことは、養蚕のことを知らない人間にもありがたい。文化を残すことにつながるので引き続き力を入れていただきたい。

西村委員:蚕の番組の映像はきれいだった。地域に残る文化は、形を変えたり、なくなってしまうものがあるが、きれいな映像として残すことは宝。養蚕は昔から続くもので、見ていて純粋に面白かった。またこういう番組を作ってほしい。

髙木委員:素晴らしい映像だった。子どもたちも関心がある題材だと思う。地域の伝統文化などを、子どもたちに紹介できるような取り組みを考えてもらいたい。

小池委員:取材したきっかけは?

事務局:箕輪町郷土博物館から養蚕農家についてのアーカイブの依頼があり、大槻さんをご紹介いただいた。

(3) 自主放送番組についての意見交換

池上委員:毎日のニュースは非常に多くの人に楽しみにされている。
ニュースで地域の情報をタイムリーに得られる。取材は大変だと思うが、番組充実に努めていただきたい。

西村委員:地元のニュースはケーブルテレビで、という印象。国や県が扱わない小さいニュースを扱うことが多いと思うが、地域の人はそれを見たい。皆さん、自分の知り合いが出ていることを楽しみにしている。

髙木委員:地域密着で大切なメディアだと思う。テレビ離れがある中で生き残りの研究をしてほしい。

中山委員:テレビで買物、その日のうちに商品が届くという「ゆうあいマーケット」の取り組みについて、ケーブルの普及率が高い長谷・高遠でも取り組みが進んでいるが、市街地でも進めたいという話が伊那市からあった。市街地でも買い物に行けない人には、有効な事業と感じる。何を揃えたらテレビで買物できるのか?

常務・伊藤:ハイブリッドキャスト機能が必要です。機能を使うにはインターネットの環境が必要です。
テレビリモコンで買い物ができる仕組み。社長が掲げた「見るテレビから使えるテレビへ」ということで事業をスタートしている。市街地はお試し期間で2月いっぱい実施する。

唐澤委員:毎朝のニシザワ高遠食彩館の生中継も慣れ親しんでいる。元気づくり支援金などの活動を具体的に取り上げてくれると嬉しい。社会福祉協議会の番組を増やすとよい。

事務局:元気づくり支援金については、ニュースのコーナーなどで取り上げることを検討していきたい。
「きらきら☆ふくし」という番組は伊那市社協の広報番組であり、社協の企画で制作している。それ以外としては、やはりニュース番組などで丁寧に取り上げたい。

小池委員:箕輪ダム建設のためダムに沈んだ集落の番組を見た。(日本ケーブルテレビ連盟企画 『壮観劇場』もみじ湖)もみじを一緒に植栽した覚えがあり、非常に感慨深く見た。全国向けに作った番組だと聞いている。こういった番組を積極的にやってもらえると嬉しい。
月刊ワイドニュースを時々見る。なかなか良い番組。続けてほしい。
「伊那テレアーカイブス」は過去の映像を振り返る番組で楽しみに見ていたが最近やっていないようだが?

事務局・伊藤:コロナ前は過去映像を出していたが、新型コロナになったので、その枠でコロナの情報を出すようになった。復活も検討したい。

小池委員:過去の映像を活用し、当時の様子を伝えていってほしい。

池田委員長:これを機会にケーブルファンになっていいただいて、審議会の機会でなくてもお声を寄せてください。


以上
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